体を使った英語表現(頭部編1)

G'day!  みなさんこんにちは。

 

まもなく新年度ですね。

今月は卒業したり転職したりと何かと節目の時期ですが、

 

みなさんの英語の勉強は進んでいますでしょうか。

海外の英語環境にいると、日頃の生活の中で様々な英語の言い回しが聞こえてきます。

 

今回はその中でも体の頭部を使った表現をいくつかご紹介したいと思います。

これらの表現はよくネイティブの間で使われているので、不思議なことに、知っていると突如耳に入り気がつくものです。

 

"by the skin of one's teeth"

これは、何かが非常に間一髪のところで成功したときに使われる表現です。日本語でいうと「ギリギリで」「かろうじて」という意味になります。一般的な説明では、歯の表面には皮膚がないため、「歯の皮膚」というのは非常に薄いことを表現しているとされています。この表現は、聖書のヨブ記に由来していると言われており、古代から使われている言い回しのひとつです。

 

"saving face"

これは、自分や他人の評判や面目を保つことを指す表現です。特に、失敗や困難な状況に直面しても、自尊心やプライドを守るために努力することを意味します。この表現は主に英語圏で使われており、日本語では「面子を保つ」という意味に近いとされています。 

 

"sweet tooth"

これは、甘いものが好きな人を指す表現です。この表現は、甘い菓子やデザートを食べることが好きな人を形容する際に使われます。例えば、「I have a sweet tooth, so I always have some cookies in my bag」(私は甘党なので、いつもバッグにクッキーを入れています)という風に使われます。

 

"Tooth Fairy"

これは歯の妖精という意味で、英語圏の子供たちの間で語られる伝説的な存在です。歯が抜けると枕の下に歯を置いておくと、夜中に歯の妖精がやってきて、歯と引き換えに小さなプレゼントやお金を残していくと信じられています。この伝説は、子供たちに歯が抜けることを祝福し、勇気づけるために広まったものとされています。

 

"Put your money where your mouth is"

これ は、約束や主張を裏付けるために、実際に行動を起こすことを意味する表現です。つまり、言葉だけではなく行動で示すべきだという意味が込められています。例えば、友達が新しいビジネスを始めると言ったら、「Put your money where your mouth is and invest in their business」(言葉だけでなく、行動でそのビジネスに投資しろ)というように使うことができます。

 

これらの表現はオーストラリアをはじめ欧米各国で非常に一般的に使われています。

こうした表現を日頃の会話の中で試してみてはいかがでしょうか?

<体を使った表現で英語でディスカッションをしてみましょう>

  • Please tell me a situation you had using "by the skin of your teeth." (by the skin of your teethを使って自分にあった状況を教えてください)
  • Do you have a "sweet tooth? What kind of sweets do you like? (あなたは甘党ですか?どのようなお菓子が好きですか?)
  • How does “saving face” apply to your country’s culture?  (saving faceはあなたの国の文化にどのように当てはまりますか?)
  • Do you know what "Tooth Fairy" refers to?   (歯の妖精とは何ですか?)
  • Why do you think it important to put your money where your mouth is?  (put your money where your mouth isはなぜ大切だと思いますか?)

これらの英語を使ってPalaygoで英語ネイティブと会話してみませんか?

↓オーストラリアについてのいろいろを発信中